高校サッカーの大会について

高校サッカーの三大大会の紹介

 「ハイスクールイレブン」は実際の高校サッカーの大会と同様の大会が開催されるゲームですが、現実の高校サッカーの世界ではどんな大会があるかご存知でしょうか。
 高校の部活動である各学校のサッカー部は全国高等学校体育連盟の支部に加盟しているわけですが、その高体連や日本サッカー協会が主催する形で複数の大会が運営されています。

 高校年代のサッカーチームは大きく分けると高体連加盟のサッカー部のチームとJリーグ加盟クラブのユース年代のチームであるクラブユースチームの2種類ですが、それぞれが出場できる大会は共通のものもあれば違う大会もあります。ここでは主に高体連加盟のサッカー部が出場できる大会について注目していきたいと思います。

 とくに、高校年代の大会で代表的な大会が3つあり、三大大会として知られています(2021年現在)。
 以下、その3大大会について解説します。
 
・全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(高校総体)
 いわゆる高校総体(インターハイ)の1種目として毎年夏に開催される大会です。
 男子の部は各都道府県の予選大会の優勝校(北海道・東京都・大阪府・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県および開催都道府県はもう1校)が出場でき、トーナメント形式で行われる大会となっています。

・高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ
 高体連所属のチームに加え、日本クラブユースサッカー連盟(JYC)所属のユースチームも参加する大会です。
 年間通してのリーグ戦形式で行われ、上位から下位まで高体連所属とJYC所属のチームが混在する複数のリーグで構成されます。
 プレミアリーグ(イースト、ウエスト)および各地域ごとに9つに分かれたプリンスリーグ(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)、47に分かれた都道府県リーグから構成されます。
 各リーグの上位チームがトーナメント形式で上位のリーグに参入するためのプレーオフ戦を行うほか、プレミアリーグ1位チーム同士による日本一決定戦であるプレミアリーグファイナルも行われます。

・全国高等学校サッカー選手権大会(選手権)
 毎年冬に行われる高体連所属の高校サッカー部によるトーナメント形式の大会です。
 各都道府県予選を勝ち抜いた優勝校(東京都は2校)が出場して全国優勝を目指す大会です。前身の大会から数えて2021年で100回となる大会であり、関東各県のスタジアムで試合が行われ、国立競技場(2014年から2020年までは埼玉スタジアム2002)での試合はテレビで中継されるなど注目度も高い大会です。

 以上の3大大会の他にも、各県選抜の選手による都道府県選抜チームが出場する国民体育大会や、関東地方、東北地方などの地方ごとの代表チームが出場する地域大会、1年生が出場する新人選手権など様々な大会が一年を通して開催されます。
 全国津々浦々で競技として実力を競うのに加え、研修や交流といった目的も備えた大会が数多く開催されている点に注目していきたいところです。

 それぞれの大会が選手たちの紡いだ歴史によって、サッカー部およびユースチームの垣根を超えて高校年代の選手たちの目標となり、憧れの舞台であり続けることは間違い無いでしょう。

「ハイスクールイレブン」で実際の大会さながらのゲームの大会に出場しよう

 「ハイスクールイレブン」では上記の大会を再現した大会がゲームの中で開催されています。
 あなたのサッカー部を全国のライバルとともに大会に出場させ、全国優勝の栄光を勝ち取りましょう!

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